誕生の背景

“縁TRANCEの由来”

縁TRANCEは日本語の「縁(EN)」と英語の「TRANCE(夢中)」を掛け合わせて「縁TRANCE(入口)」言葉です。
つまり、「夢中になるためのご縁を繋ぐ入口」が縁TRANCEです。

私自身が本当にたくさんの方々のご縁によって支えられてきたということもあり
私にとって「縁TRANCE」という言葉はとても深い意味があります。

この名前には、以下の5つの想いが込められています。

1.困っている人に寄り添いたい
私自身、競争社会の苦しい状況下を経験してきたことから避けることができる困難は減らしたい支えてくれる方の存在で何度も救われたということから、自分自身も困っている人に対して課題解決のきっかけ(入り口)として寄り添いたいという想い

2.孤独を力に変えていきたい
競争社会に長く居続けて、競争における孤独の重要性、孤独に頑張って来たもの同士の協力の素晴らしさを目の当たりにしてきました。反対に、孤独には大きな苦痛が伴い危険もはらんでいることを身をもって経験してきました。だからこそ、ご縁の力を借りて孤独の力を最大限発揮できる環境を作りたいという想い

3.国際協力の実現
日本語と英語が一つになり「縁TRANCE」であるように、日本と世界各国との協力や調和を目指していきたいという想い

4.GIVEの人生を送るという自分自身への決意
「縁」には「縁の下の力持ち」ということわざがあります。私自身これまで本当に多くのGIVEによって救われてきました。そして、次は自分自身が誰かに与えること、与え続けることをしていきたいと思うようになりました。与え続けるには、意志の力だけではなく環境として自分の信念がそのまま形になる居場所が必要だと感じ、その決意としての想い

5.人生にとって大きな決意を与えてくれた入口(きっかけ)であること
「4」で生まれた決意と同時に、私の人生にとって大きな使命を与えてくれました。その入口(きっかけ)となったのが、縁TRANCEです。
私の変化のきっかけに対する感謝と初心という意味での想い

以上の想いを一つにして「縁TRANCE」という名前で活動がスタートしました。

”はじめは満足のいくホッケーの環境のない中学生のためのホッケー塾”

社会人になってからご縁をいただき、
満足のいくホッケーの環境のない中学生のためのオンラインホッケー塾「杖究塾」をスタートでこれまでの経験から学んだことを伝えることからはじめました。

2020年に独立し、上京。
このまま競技者と指導者としての経験を蓄積していきながら
海外に挑戦するための基盤作りをしようと思った矢先、、、

「新型コロナウイルスの到来」

“ホッケー業界の有識者を集めて”

突然のコロナウイルスの騒動により、
世界中でスポーツを続けることが困難になりました。

そこで、自分が持つこれまでのホッケー関係者との繋がりを総動員して
ホッケー業界の発展を目的とした「ホッケーサミット」を主催するようになりました。

・コロナ禍を乗り切るためには何ができるか?
・競技をもっと発展させていくためには?
・業界にはどんな問題があるのか?

はじめは選手、指導者レベルでの視座で競技を取り組んでおりましたが、
業界を支える有識者競技間を越えてスポーツの発展に意欲的な方とのご縁をいただき
スポーツを支える現場の目線を考える機会をいただきました。

<過去開催したホッケー関係の企画事例>
・ホッケーサミット(ホッケー業界発展に向けて具体的な行動に繋ぐための企画)
・ホッケーQ&A(日本代表、トップチーム選手と学生を繋ぎホッケーを学ぶ企画)

“ホッケー業界だけでは限界”

ホッケー関係者の方々に支えられながら、様々な情報や意見を共有いただいている中で、
ホッケー業界だけでは限界があるという結論に至りました。

そこで私の経験と想いをもとに
これまでにお世話になった方々にお願いして
スタートしたのが「縁TRANCE」です。

“情報格差の緩和を目指す”

アスリートは夢に一生懸命が故に、競技を中心とした限られた情報の中で活動しています。
特にマイナー競技の場合、競技力向上に繋がる情報や
キャリアを不安なく継続するために必要な情報が不足しがちです。

そのため素晴らしい才能を持った選手が現実を見て、特に大学を境に競技を離れてしまいます。
生活をするため競技以外のキャリアを選択する形となり引退となります。
若手選手が高い専門性と触れる機会が激減します。

強豪校と言われる環境は地方にも多数存在します。
伝統校として、目の前の結果を重視するがゆえに入る情報が限定的となったり
部活動という構造上、競技以外の専門的な情報と触れることが困難です。

そこで、縁TRANCEでは情報ある人と必要としている人との
ご縁を繋ぐことで課題解決を目指します。

“まずは、地方やマイナー競技のために”

富山県小矢部市出身で、マイナー競技に17年間関わり続けて来たからこそ
その魅力と可能性を実感していますが、
現場の大変さ変えたくても変えられない事情に触れて来ました。

だからこそ縁TRANCEのような共通の課題意識や概念を持った集団が
パイプ役となり課題解決に繋げていく必要性を感じています。

ITの発展により簡単に誰でも情報にアクセスできるようになった今
まずは、自分が最も当事者として寄り添っていける
地方やマイナー競技を中心とした才能の発展と継承が成せる世界を目指します。

【理念】代表の価値観と経緯(起業家アスリートへの挑戦)
【過去】これまでの縁TRANCEの歴史(歩み)
→【現在・未来】これからの縁TRANCE(ビジョン)


出身地:富山県
住まい:埼玉県
生まれ:1993年
血液型:AB型
社会起業家アスリートとして、現役フィールドホッケー選手をしながらアスリートのためのスキルシェアサロン「縁TRANCE」を2020年3月に発足。2021年9月現在、メンバーが340名以上、分科会が10種類以上を超える。2022年3月よりドイツのチームへ移籍予定。
<所属チーム>
メトロ東京ホッケー&アスリートクラブ(フリークス東京)
<競技実績>フィールドホッケー歴17年目
元U18日本代表
2010インターハイ優勝
2012インカレ 準優勝
2016社会人大会 優勝
2016全日本選手権大会 準優勝
2018福井国体 準優勝
2019日本リーグH2 優勝